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脳内あまちゃん

2013年10月14日 00:08

 続き物のドラマを観る習慣がないのです。アニメは観ますが。でも最近はそれも辛くなってる模様。
 基本的に本の人なので。鞄の中に文庫本が入ってないと不安になる人です。3分でも時間があれば取り出して読むのです。

 なのでドラマを観るとしても、基本的に一話完結モノしか見ません。「はぐれ刑事純情派[再]」とか。藤田まことが亡くなってから、途端に再放送枠が減ったのが残念です。

 当然のことながら、NHKの朝の連ドラなんて観る習慣自体がありません。「あまちゃん」については、私自身は、放送開始前の番宣で、海に飛び込むシーンのところと、OPを1回だけ全部見たことがあります。ですが「あまちゃん」はやたら色んなところで話題が出るし、ついったのTLで断片的な情報が流れてきます。ので、「あまちゃん」については、大分ストーリーを知っています。ていうか、脳内補完しています。――そんな「脳内『あまちゃん』」、始まります!(byなのは口調)

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 東京で生まれ育った「あまちゃん」こと少女雨宮*は、恋なんかが気になっちゃうお年頃。でもどっちかっていうとお菓子のが好き。「スウィーツ」もいいけど基本的にドーナツチェーンで「しのぶドーナツ」を始める庶民派(?) まーやさん可愛い。「ぱないの!」

*「あまみや」。「あめみや」ではない。あと名前は「サキ」とかそんな感じだと思う。


 そんな少女雨宮は、母親譲りの短気で無鉄砲さで、幼い頃から無茶ばかりしている(放映前から、唐突に海に飛び込んじゃったりする坊ちゃん気質)。「快活っつーと聞こえはいいがな!」(by山口勝平@らんま口調:天道あかねについて) でもって今は死んだ父親の実家(本家)に母親と共に身を寄せている。が、そこそこ格式の高い家であるために、本家の女当主(少女雨宮の母親・律子にとっての姑)からは嫌味を受ける日々。ある日、ついに母親が逐電した。娘に何も言わず。

 たちまち本家で独り孤立した少女雨宮は、「やれ伝統だァ格式だァ一々五月蠅ェ家に居ったんじゃ、ここのババア共みてェに、脳ミソにまで黴が生えらあ!」と、べらんめえで啖呵を切り、そのまま母親の実家の岩手へ鞄一つでトんだ。

 初めて訪れた母親の実家は漁業を営んでおり、少女雨宮の祖母に当たる人は地元の海女の元締めであった。そして鬼婆だった。いきなり少女雨宮を海へ突き落とし、「ウチにはタダ飯喰らいをのさばらしとくヨユーなんぞないんだよ! ここに住みたけりゃ、働かせてやるからしっかり稼ぎな!」と宣言される。そのときはなんとか小ぶりのサザエを捕獲し、蒲団部屋への居住権を(一時的に)得る。

 「ヤな奴! ヤな奴! ヤな奴! 『アンタは苗字の通りにあまちゃんだ』ですって!? 何よ!!」と反発するも、他に行くアテもないので、耐える少女雨宮。しかし何かというと煙管でぽかりとはたき、女将さんビンタを喰らわし、その上マトモにボンカレーも食わせてくれない家に、母親譲りの血が「じっと我慢の子であ」らしめる筈もなく、癇癪起こして海に飛び込んだりする(これが番宣シーン)。母親譲りの血っつーか、よく考えると、この家の血なんだが、鬼婆と同じ。でも細かいことには拘らない子なので考えない。というか思い至りもしない。「……!? かあさんの様になるの、あの子?」(少女雨宮の母の弟=叔父)

 海女の仕事は厳しい。しかしそれは何も少女雨宮があまちゃんであるからだけではなかった。そもそも特段の観光資源もない漁村はどんどん過疎化・高齢化し、海女など既に時代遅れになっていた。しかし頑なに昔からのやり方を変えずに海女業を営む祖母。その姿は孤高を気取り、「時代」を無視して世間とはかけ離れ、ただただ海女が消えてゆくのを傍観している様に見え、「海女は嫌いだが、ババアのやり方はもっと嫌だ」と、なんとか海女を、ひいては漁村を復活させようと無い知恵絞って考える少女雨宮。もうこうなったら文字通り一肌脱いで、昔みたいな上半身すっぽんぽんで仕事したろか粟岳高弘のまんがの登場人物みたいに、と祖母に提案して女将さんビンタを食らう少女雨宮。

 そこに登場するのが、ブゲンシャ(分限者)であるところの網元の苦労知らずの娘。どっちかっていうと田舎が嫌な彼女が見た夢はAKB。村おこしのために、アイドルグループをこしらえたろ、と、村長とか村議会を上手いことノせて、数少ない若い娘であるところの少女雨宮を引き込んだ。良く分からない利害が一致し、地元アイドル活動をする少女雨宮と網元の娘。なんか良く分からん経緯で東京のプロデューサーにスカウトを受けた。少女雨宮だけ。ここで女の友情は崩れる。でも友達は出来た。地元の海鮮料理店で板前修業している、口が悪い女の娘とか。「逃げるんじゃない、可能性を見付けるんだ!」 ――そう、いつしか彼女は(嫌いな)海女業と寂れた漁村を立て直すことばかり考えてたのだ(ちなみにここまでに少女雨宮の叔父が、映画制作話に飛びついて借財を負ったりするエピソードは省略)。

 ここまでに少女達の交流が描かれ、「ジェジェ」という渾名が付けられたりもする少女雨宮だが、その辺は省略(勝手に妄想するが良い)。なお渾名の由来は、少女雨宮が「ジョジョ」好きすぎて誰ともお構いなしに布教しまくったため。「J・J」なのか、それとも「ジョジョ」が、この地域の発音ではそうなるのかは不明。

 飛び出してきた東京で、黒縁眼鏡プロデューサーの指揮の下、売れないアイドル活動を始める少女雨宮。苦労話は省略。その内に少女雨宮はひょんなことから昔の事実を知る。「お母さんもアイドル張ってたんだ……」 一方黒縁眼鏡プロデューサーも知る。「雨宮――って、田舎娘と思ってたら、あの歌舞伎界の雨宮家の娘、だと――!?」 「やは――☆」姿を消してこれまで音信不通、完全に沈黙状態だったが、芸能プロデューサーとして働いていた母親・律子が颯爽登場!「綺羅星☆!!」 しかも娘のライバル事務所に勤務してる模様。どこまで娘をコケにするのかこの軽いノリの母親は。ちなみに東京編では少女雨宮に片想いしてるっぽい雨宮勘九郎とかいう男の子も出て来るが、ほぼ空気だったので省略。

 自分を棄てた母への複雑な思いを抱く少女雨宮。十年一日の如しの海女業と、それを盛り立てようとする娘を冷ややかな眼で見る母。と見せかけて、会えば反目する娘を軽くいなしながら「アンタ、この前のステージだけどねェ……」とちくりちくりとダメ出しをする。一々確信を突いてるから腹が立つ。しかも端々にアドバイスが挟まってるし(業界の話を聞く限り、結構有能なプロデューサーらしいこの母親は)。そして、その気になれば少女雨宮の芸能活動なぞ抹殺するも成功させるも指一つで出来る雨宮総家。自分が芸能活動を始めてから、雨宮の本家の圧倒的な芸能界への影響力を思い知る少女雨宮。自分の苗字が雨宮であることすら嫌悪感を覚える。今から本家へ行って詫びを入れ、懇願すれば自分は芸能界でなんとかやって行けるかも知れない。そうそればあの寒村と海女を救えるかも知れない。しかし血が主張するのだ、そんなことはしたくない、と。そう思う自分は「あまちゃん」なんだろうか――。そもそも何故自分は、古くさい芸能の家を飛び出し、そして今、古くさい漁村を助けようと苦しんでいるのだろうか。

 血と都会と田舎の古い家柄、そして苗字と「あま」という数々の言葉の呪縛。その中で少女が葛藤する姿を描いた、朝からハードな連ドラが、貴様の心の「あまさ」を狙い撃つ!


050807_air01.jpg
10年以上前、東北某所にて撮影。観鈴ちんごっこをしている訳ではない、決して。



【結論】お前は世間様に迷惑をかけない様に、部屋で大人しく「花咲くいろは」を見ておれ。




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【初出】:ついった(@bookdraught)
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とらどし。

2010年01月01日 13:22

091229_2010new_year_web.jpg



・2009年は中島敦(と太宰治)の生誕100年でした。
・瑞穂さんが読んでいるのは、昨年刊行された、ちくま文庫の「中島敦全集」、その1巻です。
中島敦の小説には「山月記」の他に、「虎狩」という話もあります。
・「正月向きな内容ではない」などの苦情は受け付けかねます。
・今年もよろしくお願い致します。

中島敦全集〈1〉 (ちくま文庫)





中島敦全集〈1〉 (ちくま文庫)
(1993/01)
中島 敦



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「オリキャラなりきりバトン」に答えてみた。

2008年12月27日 13:04

 最近、ネーム切るだけで終わってしまうので、話が続かない。
 ので、バトンなどをやってみた。

 キャラの立ち位置とか性格とか、一応頭の中では決めているものの、それをアウトプットしなければ確定しない。よくストーリーだけ頭の中で考えて、しかし結局描かないなどということがあるが、外に出さないと結局その「妄想」は朧気なままで。そういうことを防ぐためにblog立ち上げたんだがなぁ、と。

 ま、そんな訳で頭の中の整理のために。
 ので後に設定変更もあり得ます(笑)

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